【ホダカファクトリーレーシング】JBCFきっての公道レース!第19回JBCF石川サイクルロードレース
【ホダカファクトリーレーシング】JBCFきっての公道レース!第19回JBCF石川サイクルロードレース
7月11日(日)福島県の石川町にてJBCF石川サイクルロードレースが行われました。1周13.6㎞の公道レース、登りが多いレースということもありホダカファクトリーレーシングからは登坂に定評のある3名が参戦しました。E3メンバーは昇格のかかった大事な一戦。E1の野中選手にとってもコンディションが悪い中、得意コースでどのような走りができるのか緊張の一戦となりました。
E1クラスタ(13.6×5周=68㎞)
野中選手
E3クラスタ(13.6㎞×54.4周=54.4㎞)
吉田選手
詫間選手
選手からのレースレポートを掲載いたします。
野中選手レポート
石川ロードは個人的には一番相性がいいと感じているコースで、E1クラスタでも過去に上位に入っているレース。昨年は中止となってしまったが、今年は開催となった。新型コロナウイルス感染症の終息がまだ見込めないなか開催に漕ぎつけた運営・スタッフの皆様、受け入れてくれた地域住民の皆様に感謝したい。
一昨年まではクラスタによっては石川町の市街地を走るパレードがあり、スタート/ゴール手前の登りからスタートするコースだったが今回パレードはなく全クラスともスタート後、少し上ると下りへ入る周回方法となった。 天候が不安定な中スタート。セミウェットな路面状況のせいか予想よりもかなり落ち着いた序盤となった。自身のコンディションが良くないことは重々承知の上なので集団内で温存しながら3周回を完了しラスト2周。
集団内で温存して序盤をこなす野中選手
4周目、「そろそろかな~?」と思っていたタイミングでセレクションがかかり始めた。何度か耐え、脱落した集団に復帰するなど粘ったが脱落。脱落したタイミングが悪く、脱落後すぐに後方からきた数名には乗れず長い一人旅となってしまった。4周目も終わるころにやっとそこそこのサイズのグルペットに追いつかれて5周目はその集団で卒なくこなし41位完走となった。
メイン集団から遅れた小集団で41位フィニッシュ
5月から痛みの出ていたひざは回復しつつあるが、長く長距離、高強度の練習を控えているため身体が出来ていないのは紛れもない事実である。ここから少しずつトレーニングを積み9月、10月さらにその後に控えるシクロクロスシーズンには良いコンディションで臨めるように準備したいと思う。
吉田選手レポート
福島県石川町で行われたロードレースに参戦。このコースも初めて走るコースだったので、レースの前日にコースを試走した。試走して感じたのは登りが長く、残り4㎞からが勝負ポイントであるということ。また、スタート地点の直後にも数分の登りがあるためここでもセレクションをかけられるのではと感じた。そしてレース当日。チームメイトの詫間選手がレース開始直後の登りで逃げを決めようと考えていたため、自分もそれに加わろうと思いスタートを最前列にし、号砲と同時に一気にアタック。
スタート直後の登坂で数名と協調してアタックを仕掛ける吉田選手と詫間選手。
登りの頂上付近まで仕掛けてみるが集団を離すことは出来ず、飛ばしすぎて脚も限界を迎えたため諦めた。そこから集団に付いていったが2週目の残り4㎞からの登りで付いていけず先頭集団から離れてしまった。その後、後続の集団に追い付かれ、そこに合流。レースのゴール前の登りまでに何回かアタックするものの集団から抜け出すことは出来なかった。その後最後の登りでのアタックについていけず31位でゴール。
今回の反省点としては序盤に飛ばしすぎたこと、先頭を引きすぎたことが考えられる。最初のアタックは決まると思って仕掛けたので仕方ないが、その後の後続集団内で先頭を引きすぎた。結果として疲労が溜まりアタックの切れも無く、集団から抜け出せなかったと考えられる。もっと賢い走りを身に着けて次回のレースに臨みたい。
詫間選手レポート
天候:雨
クラスタ:E3
リザルト:42位
2021年シーズンの3戦目として、石川サイクルロードレースに参加した。上りが長いコースプロフィールであること、またマスドスタートであることから差がつきやすいと判断しスタートからの逃げを画策していたところ、同じカテゴリで出走するMTB系の知人からも同じ作戦を提案され協同して実行することとなった。作戦としては、スタート直後2~3分程度で標高最高地点に達するため、そこまで全力に近いペースで飛び出し、差がつけられればそのまま逃げる、というもの。
集団先頭付近で第1コーナーに入る詫間選手と吉田選手。この直後の登坂区間で勝負をかける
しかし、実際はうまく行かず、最高地点到達時に集団は伸びきったものの中切れしておらず、差をつけることが出来ずにいた。むしろスタートダッシュによる自身のダメージが大きく、1周目中盤には位置を後退させることとなった。そして、標高最低地点からの上りで先頭集団からも脱落。
その後は脚の回復を待ちつつペースの周りの選手を少しずつ拾って完走を目指したグルペットを形成。脚が回復してしまえばこの位置のグルペットのペースは自分には余裕があるため、積極的に声掛けしながら先頭付近でローテーションを回しペースアップを図る。そのまま最終周回も走り切り、42位完走でレースを終えた。結論からいうと、ロードレースでは自分程度の走力では逃げ切ることは難しいということが分かった。何事もチャレンジだと考えるので今回の挑戦に悔いはないが、次回以降はもっと上手く集団を使ってクレバーに走ることを意識しようと思う。
次回出場予定
ホダカファクトリーレーシングは8月28日(土)、8月29日(日)の東日本トラック、9月4日(土)、9月5日(日)舞洲TT、クリテリウム、9月19日(土)、9月20(日)南魚沼クリテリウム、経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップに参戦を検討中です。今後とも応援よろしくお願いします!!