【ホダカファクトリーレーシング】JCXシリーズ第9戦!!東海シクロクロス 愛知牧場Day2

1月29日(日)愛知県の愛知牧場においてJCXシリーズ第9戦 東海シクロクロス 愛知牧場Day2が開催され、ホダカファクトリーレーシングから野中選手が参戦しました。

JCXシリーズとは国内最高峰のシクロクロス競技のシリーズ戦で、年間10レース(2022-2023シーズンの場合)で国内でのランキングを決定します。中でも最終戦となるJCXシリーズ第10戦 シクロクロス東京にはJCXランキングのTOP35名しか参戦が出来ず、国内上位35名でシリーズチャンピオンを決定するレースとなります。

野中選手は現在JCXランキング35位につけており、第10戦のシクロクロス東京参戦に向けて重要な遠征となりました。

野中選手からのレースレポートを掲載いたします。

野中選手レポート

前週の蔵王からJCXシリーズ2連戦となり、その前週の千葉を含めると3連戦となった。疲れもたまっている感覚があったので、直前の1週間は練習を少なく調整して回復に努めた。また、前日に会場付近に移動をしたが敢えて試走をせず観光や温泉に入るなど英気を養った。

今大会は珍しいスケジュールで試走終了直後にスタート招集となっていたので、早めに会場入りをして試走前から路面やコースの状況をチェック。タイヤと空気圧を決めて試走に入った。

写真①:愛知牧場の名前の通り会場は牧場

試走を走り事前のセッティングで良い事を確認できた。このあたりノウハウが出来てきているのはシクロクロス歴が長くなってきている証拠だと思う。

コースは下りコーナーでスリップダウンしないスキルが必要ながらも高低差のある丘陵で行われるため基本的には地脚コース(フィジカル強者が優位な体力が必要なコース)であった。

スタートは3列目で丁度最後のグリッドだったため位置を選択できず避けたかった左側になった。案の定スタート直後の右コーナーでは流れているイン側に入るのが難しく25番手くらいからのレースとなった。

写真②:80名近いME1選手たちが一斉にスタート

序盤は抜きつ抜かれつの攻防を繰り返していたが、徐々に維持が難しくなり終盤は耐えるだけのレースになってしまった。後半耐えきれず2名にパスされ29位でラスト2周へ、この周さえ耐えきればフルラップ完走という事でラップペースを15秒ほど上げたが前の選手が最終周回に入り、自分の目の前で80%OUTのフラッグが振られた。

写真③:丘陵地帯のアップダウン

10秒ほど足りず-1lupで29位となった。

このレースを終えてJCXラインキングは33位となり、今シーズンの目標の一つであったシクロクロス東京のDay2 JCX シリーズファイナルへの出場権(国内TOP35位)を獲得した。

9年来の憧れの舞台に向けて、できる限りの準備をして臨みたい。

次回出場予定

 ホダカファクトリーレーシングの次戦はシクロクロス東京のDay2 JCX シリーズファイナルとなります。

国内ランキング上位35名しか出場のできない最終戦です。

野中選手の走るME1は13:00~となります。応援よろしくお願いいたします。