【ホダカファクトリーレーシング】2023年シーズン初戦! 第1回 JBCF袋井・掛川ロードレース レースレポート

3月25日(土)静岡県の袋井市にて第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースが行われました。

1周6㎞の周回コースで行われたレース。平坦基調ではありますが、非常に道幅の狭くさらにアップダウンも激しいテクニカルなレース。当チームからはスピードマン蠣崎選手、今期よりE1昇格の吉田選手が出場しました。

E1クラスタ(6km×22周=132㎞)
蠣崎選手、吉田選手

選手からのレースレポートを掲載いたします。

蠣崎選手レポート

非常にテクニカルな道幅の狭いアップダウンのある6kmの周回コースを22周(コミュニケでは23周)する132kmで行われた。

ここまで短時間高強度練習を中心に行っていたため、長丁場のレースでどこまで走れるのかとても不安ではあったが、とにかく序盤は先頭で展開し、可能なら逃げを作るつもりでレースに臨んだ。

ウェットコンディションかつ加減速の激しいコースということもあり、スタートしてローリング区間の間に集団先頭まで出て先導バイクの後ろを陣取る。そのままリアルスタート後も集団先頭付近でレースを展開した。

集団先頭で走行する蠣崎選手(ガチンコサイクルTV ライブ映像より

しかし、1時間ほど経過したタイミングでペースを落としてしまい何とか粘っていたものの集団から脱落。残念ながらDNFとなってしまった。

ただ、最初の1時間の走りはかなり良くなっており、確実な成長を感じることができた。今シーズンはクリテリウムとトラックを中心に参加する予定ではあるが、今後もトレーニングを積んで今シーズンは結果を狙えるシーズンとしていきたい。

リザルト 60位

吉田選手レポート

3月25日(土)に静岡県袋井市の小笠山総合運動公園エコパ 特設コースで行われた袋井・掛川ロードレ―ス E1カテゴリに参戦。

1周約6㎞を22周する132㎞のコース。ほとんど平坦ではあるが、コーナーのきつい箇所が3ヶ所あり、コーナーの直後がゆるやかな上り坂というコースレイアウト。加えて天気が雨、公園内の道路のため路面が滑りやすくコーナー侵入時にはかなりの減速し、一気に加速。レースとしてはほとんどクリテリウムであった。

自分のレース前に他のカテゴリのレースを見ていたが落車が頻発。先述したきついコーナーの一か所だけで10回前後ほど落車が有った。多くの人がタイヤグリップを失うのが原因だったため自分は空気圧をいつもより低め(前5.1、後5.3)にした。

ウォーミングアップを入念に、イナーメのオイルや厚手のウェアを使用することで、雨による寒さ対策もしっかり行った。

そしてレーススタート。落車が多いこと、加減速が激しいことからなるべく前にいるようにポジションを取った。

集団内で展開する蠣崎選手と吉田選手

心配していたコーナーも前にいたことや、他のカテゴリで落車が多発していたためか、皆コーナーを慎重に入っていた。

なるべく前に位置しながら3周目、ドームから陸上競技場の右コーナーで自分の目の前の人がタイヤのグリップを失って落車。それに引っかかってしまい自転車は倒れてしまうも自分自身は自転車から降りて足を着くことが出来たので身体は無事だった。コーナーで集団がかなり減速していたため、自転車も自分も落車のダメージを最小限にすることが出来た。ただチェーンが落ちてしまい直している間に先頭集団はかなり前に離れてしまった。チェーンを直した後、このまま終わりたくないという思いで遅れた集団の先頭を引くが、小集団に加え体力限界の人が多かったので自分と後ろの人が離れてしまうなど、ペースが上がらず先頭集団とは差が少しずつ離れていった。

しかし4周目に先頭集団でも大きな落車が有り、集団内は一時ニュートラル状態(トラブル対応のための減速もしくは一時停止)になった。そのニュートラル時に集団内に戻ることが出来た。自分自身も落車の影響で遅れたため、このニュートラルで集団に追い付けたのは本当に助かった。一方でこの時すでに4~6名の逃げが生まれており、メイン集団はニュートラルになるも逃げグループはニュートラルにならなかったため、逃げとメイン集団との差が広がってしまったらしい。ずっとメイン集団が1番先頭だと勘違いしながら走っていた。

再び集団の前方に潜みながら周回を重ねていくが、コーナー後の立ち上がりの加速の繰り返しで脚に疲労が溜まっていく。12周目で脚に限界が来てしまい集団からドロップアウト。その後2周回ほど走ったところで審判から足切を宣告されてレース終了。

97人中18名完走のサバイバルレースとなった。

レースの反省としては100㎞以上の繰り返しのインターバルレースの耐性がまだ無かったことが千切れた原因と考えられる。
後半は脚に限界が来ていたため単純に実力不足だったことが分かる。3~4周目で復帰のために脚を使ったというのもあるかもしれない。いずれにせよ長丁場のインターバル耐性と、インターバルがかかっても力を使わずに集団内で温存する技術を身に着けたい。

まだシーズンが始まったばかりであること、E1のレースが初めてであったため、これから経験や実力を積み重ねて次回のレ―スでは結果を残したい。

リザルト 34位

次回出場予定

ホダカファクトリーレーシングの次戦は、4月9日のJBCF伊吹山ヒルクライムです。
E1クラスタに野中選手、吉田選手。E3に高橋選手が参戦します。

応援よろしくお願いします!