【ホダカファクトリーレーシング】JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム レースレポート
4月9日(日)に岐阜県にて第14回JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライムが行われました。
日本百名山である伊吹山は、コース全長10.7km 平均勾配6.9%の難しいコースで、当チームからは野中選手と吉田選手、高橋選手が出場しました。
E1クラスタ(10.7km)
野中選手・吉田選手
選手レポート【野中選手】
2017年以来、6年ぶり2回目の伊吹山ヒルクライム。普段自転車は進入禁止の有料道路のため自転車で走れる事自体が貴重な大会である。
直前のコミュニケでフィニッシュ付近が氷点下、雪が舞う状況との情報があり、大会当日の監督会議で早朝の路面凍結を理由にコースがショートコース(10.7㎞)に短縮となることが発表された。残念ではあったが安全第一であることからしても良かったと思う。当日も体調は万全とはいかずその分補給やアップに時間を割くよう心掛けスタートを待った。
スタート前に自分よりも仕上がりの良い吉田選手を前方に促した。2㎞ほどまで集団内にいたが、そのあたりからペーシングを開始していたメンバーでグルペットを形成して集団の少し後方でレースを展開した。集団には食らいつく吉田選手が見えたが、3㎞地点くらいでは集団のペースも上がったようで見えなくなってしまった。
信頼のできる他チームのベテラン選手にペースを作ってもらいながら無難に9.5㎞まで消化するとラスト1㎞で全体的にペースが上がっていった。1.1㎞は持たない自覚があったので残り600mまで我慢をしてそこからペースアップ3名をパスしてフィニッシュ。35分台34位でフィニッシュとなった。
選手レポート【吉田選手】
ヒルクライムレースなので、スタート位置はあまり重要ではないと判断し、中央付近からスタート。
最初の4㎞までは先頭集団で潜んでいたが、その後一気にペースが上がる。その時点で着いていけなくなってしまい集団から遅れてしまった。その後は淡々と自分のペースで登っていく。残り1~2㎞で自分の後ろを走っていた4~5人のパックに追い付かれる。そのパックに乗ってゴール直前の下りに突入。下りの勢いを利用して一気に前に出るが、レース巧者の方たちが自分をさらに風よけにして前に出る。下りで生まれた速度差で距離を開けられゴール。
33分15秒で22位。
レース結果として順位は良いとは言えないが、去年の自分と比べるとコース距離が同じ約10㎞で1分50秒短縮していた。加えてロードレースなどでよく入賞する人たちと近いタイムでゴール出来ていたため、ある程度の登坂力がついてきたと成長を感じられた。最近の練習ではヒルクライムよりもロードレ―スのトレーニング(1~5分の強度)を主に練習しており、ヒルクライムの練習(20分~1時間の強度)はそれほど重要視していなかった。もしロードレ―スで勝ち逃げに乗った時や長い登りなどが有る場合には20分~1時間の強度が重要なため、遅れないように登坂力を高めていきたい。
レースレポート【高橋選手】
2015年ぶり2回目の伊吹山ヒルクライムで、焦ることなくスタートに立つことができた。
前回のレースを振り返り2km過ぎから勾配がきつくなりペースが上がるかなと考えていたので、そこまではゆったり進めようと思っていた。
実際には序盤は、ゆったりペースで進行したため、気持ちに余裕が生まれ比較的前方に位置し過ごすことができた。案の定2km過ぎ勾配がきつくなるところでペースアップがあり、ポジションを落としながら対処しようとしたがずるずる後ろに上がってしまった。焦って踏みなおし自分のペースが崩れてしまったため、集団から遅れた。4km過ぎからは心拍が落ち着き始め自分の一定ペースで進むことができた。結果 完走。
【次回出場予定】
4月30日(日)に開催される「JBCF第57回東日本ロードクラシック」に参戦します。
上位10名に全日本選手権参加資格が与えられる重要なレースです!
応援の程よろしくお願いいたします!
E1
野中選手