【ホダカファクトリーレーシング】超難関コースでのサバイバルレース!JBCF日本CSCロード レースレポート

6月4日(日)に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンター内8㎞コースで行われたました、JBCF 日本CSCロードレースのJPT・E1混走クラスタ(8km×14周=112㎞)に野中選手、吉田選手が参戦しました。

今月末に開催されます全日本選手権ロードレースの会場ともなる国内屈指の難関コースで行われた超サバイバルな展開となったレース。

選手からのレースレポートを掲載いたします。

野中選手レースレポート

今回のJBCF 日本CSCロードレースではDay1のE1クラスタで上位入賞を目標としていた。しかし、台風の影響が残ったDay1は全レースキャンセルとなってしまい、Day2のJプロツアー(JPT)交流戦のみとなってしまった。

E1クラスタでは前レースの弥彦ロードで8位となっており、展開によっては勝負ができる感覚があるがJPTの交流戦となると正直走れる気がしなかった。2020年シーズンに非常に調子がよく交流戦で集団スプリントまで行けたことは個人的に記憶に新しいがその時のフィジカルレベルからするとまだ到底足りないことは感覚的に理解できた。

そのため早めに検車と試走を済ませてバイクを並べた。今回は普段あまり使用しない日本CSC8㎞コースで、通常の登り切りからさらに激坂を登るタフなコースであり序盤から集団を削ろうとするJPT選手たちがいると想定できた。

3列目くらいでコースインできてスタートへ、集団の密集度はE1クラスタ以上に過密で交流戦という緊張感を感じる。ローリング中の初めの登りで強豪選手たちが前に上がっていき相対的に少し位置を下げてしまったが、まだ集団前方であった。
秀峰亭から左に曲がり、追加の3㎞部分に入った激坂でアクチュアルスタート。一気にペースが上がった。このペースアップは尋常ではなくスプリントのような状態が1分近く続いたように思う。

集団は縦に伸びきり所々で千切れながら下りへ、下り切りからもう一度キツい登りへ入ったがまだまだセレクションが続き集団は崩壊。もう一度下って最後の長い登りに入った時にはもう先頭集団は少し離れたところになっていた。

写真①:1周目からグルペットに入ってしまった選手たち

ついに集団に戻ることはできずたった3周でDNFとなった。この1周めで半数近い40名以上がメイン集団から脱落したようで、JPTで今季入賞しているような選手たちも同時に脱落しており壮絶さを表していた。

写真②:グルペットからも脱落してしまった野中選手

対応できないと分かっていてそれなりの対策を講じたが全く歯が立たなかった。まだまだフィジカルトレーニングが足りていないのでさらに調子が上げられるよう頑張りたい。

吉田選手レースレポート

6月4日(日) 静岡県の伊豆サイクルスポーツセンターで行われた日本CSCロードに参加。このレースは本来6月3日の土曜日にも行われる予定だったが天候不良による道路封鎖などにより、土曜日のレースは中止となった。私の参加したE1クラスタでは1日目がE1のみのレース、2日目がE1とJプロツアーの混走となっていたが、2日目のJプロツアーの混走のみのレースとなった。Jプロツアーの混走は初めてであり、プロの走り方を参考にしたいと思った。

2日目はうってかわって快晴。少し外にいると首が日差しで熱くなってくるほどよく晴れていた。コースは全日本選手権でも使用される1周8㎞のコース。これを14周する112㎞のレース。

ウォーミングアップ・試走を済ませ、ステートラインに整列。最初の上り・下りをこなし、次の上りでアクチュアルスタート。その際に先頭ではE1の選手を落とそうとするペースアップが発生。この上りが長く、加えてその次の上りでもふるい落としのペースアップがあったため、千切れてしまった。そのまま小集団で走るも4周目に入るところで足切りになってしまった。

写真③:ペースアップにこらえる吉田選手

Jプロツアーの選手との実力差は大きく自分自身のパワー・スキルはまだまだであることが感じられた。今後はトレーニングをもっと積み、Jプロツアーとの混走でも走り切れる、入賞できるような力をつけていきたい。次は群馬CSCでのレース。E1に昇格して数レース走り、E1のレースにも慣れて来たので次のレースでは最低完走、目標として入賞を目指していきたい。

次回出場予定

次戦は6月10日(土)11日(日)に開催されるJBCF群馬CSCロードにE1野中選手、吉田選手。E3峰岸選手が参戦いたします!

応援よろしくお願いいたします。