【ホダカファクトリーレーシング】JCXシリーズ開幕!!JCX#1茨城シクロクロス土浦ステージ

10月9日(月)茨城県土浦市の霞ヶ浦湖畔にあるりんりんポート土浦にて、シクロクロスの国内最高峰シリーズであるJCXシリーズが開幕しました。今年もホダカファクトリーレーシングからは野中選手と吉田選手が参戦いたします。

早朝から降り続く雨の中スタートした開幕戦のレポートをお送りします。

フルウェットコンディションの開幕戦となった。

野中選手レポート

昨シーズンはTOP35位に入りシリーズファイナルに出場することができたJCXシリーズ、今年の目標は昨シーズンを越えることに設定した。1日に行われた『アミノバイタル®シクロクロス最速店長選手権』を連覇することができ、今期も最速店長となったのでそれに恥じない走りができるようトレーニングを行ってきた。

『ツール・ド・九州』と日程の被ったこの開幕戦は昨年の優勝者、準優勝者が不在でスタートすることとなった。

スタートは△。大きなミスもなかったが前に出る事も出来なかった。1コーナーの手前で目の前の選手が他の選手と絡みバランスを崩したのでやむなくブレーキをかけここで数名の選手に先行された。スペースはあったのでもう少し強気に行くべきだったと反省した。

フルマットコンディションのためレース中盤にはバイクの不調が出始めた。空気圧が下がっているよう錯覚したりと、何度もバイクを変えようか迷ったが昨シーズン同様のコンディションで行われた土浦ステージではバイク交換によってペースを崩してしまい結局最後まで良いテンポで走ることができなかった。この反省を活かして今回はバイク交換を行わずレースを進めた。

後半はペースをつかみ、20~18位でレースを展開。近くを走る選手と抜きつ抜かれつの順位争いとなった。

最終周に無事入りフルラップを確信、ギアを上げて少しでも順位を上げようと試みたが脚は限界を迎えていた。19位のまま走り終え、幸先の良いフルラップ完走となった。(昨シーズンは-5Lup 37位)

トップ陣不在のレースだったとはいえ、昨シーズンと比べて力がついている事を確信できた。ここからもっと調子を上げてJCXシリーズを戦いたい。

吉田選手レポート

今シーズン初戦のシクロクロスにして、初戦のJCXレース。レース前日にはシクロクロスの感覚を取り戻すため、小貝川の冒険ランドで練習を行いレースに臨んだ。

レース当日は前日とうって変わって大雨が降った。茨城シクロクロスの土浦ステージは過去3年連続で出場しているが、毎回雨に降られており、毎年ドロドロのコンディションを強いられていた。泥のレースは割と得意ではあるが、ME1カテゴリの中では私以上のレベルはとても多くいるため、自分の持てる限りの力を発揮したい。

レースは昨シーズンの成績を考慮されて6列目のスタート。

スタートの号砲が切られ、選手たちが一斉に飛び出していく。私はスタートダッシュを苦手としており、あまり前には出られなかった。これが響いてコーナーや何か詰まった際に先頭とどんどん差が広がっていった。とくに厳しかったのはアップダウンの下りでタイヤがスリップしそうになり、上りで乗車のままでは進めなくて降りざるを得なかった点。

その度にどんどん前との差が広がっていった。

疲労からか4週目の下りでは前輪がスリップしてしまい、転倒。それも加わり先頭からかなり遅れたことで80%ルールにより足切りになってしまった。結果は37位。

私の現状ではパワー、テクニック共にトップクラスの人たちには全然及ばない。一朝一夕では身に付かないが、この2つを身に着けていつかはトップ争いに食い込めるようになりたい。

次回出場予定

次戦は10月29日(日)JCX#2東北シクロクロス 亘理ステージに野中選手が、11月5日(日)に行われる幕張シクロクロスに野中選手と吉田選手が参戦します。

今シーズンも応援よろしくお願いいたします!!