【ホダカファクトリーレーシング】東北遠征!!JCX#2東北シクロクロス亘理ステージ

10月29日(日)宮城県亘理市の鳥の海公園にて、シクロクロスの国内最高峰シリーズであるJCXシリーズの第2戦が行われました。ホダカファクトリーレーシングからは野中選手が参戦しました。

野中選手からのレポートをお送りします。

野中選手レポート

JCX第1戦の土浦では19位とまずまずな成績で終えることができ、さらなる高みを目指しての東北遠征となった。

前日のオフィシャルトレーニングに合わせて現地に到着して試走を行った。亘理ステージがJCXシリーズとして開催されるのは非常に久しぶりの事で経験の無いコースであった。事前に動画等で確認した際に思っていた平坦・芝のコースではあったものの、コース上のキャンバーが肝となりそうなレースで前日試走を行うことができて非常に良かった。

レース当日も時間をフルに使って試走をしたが、当日に会場入りした選手の中にはキャンバーに苦戦している選手も多くいるようだった。

スタートは2列目からという好位置だったが、前方の選手が伸び悩み少し位置を下げてしまった。最初の土手を登るセクションでミスによってイン側を塞いでいる選手が見えたので、即座にアウト側のラインを選択して運よく10~15番手くらいまで位置を上げることができた。

写真①:スタートの遅れを取り戻して登りキャンバーへ

その後は徐々に位置を上げ、中盤は8位争いの位置で3名とパックになって展開するペースが合わなくなったので単独で7位の選手を追い始めた。

写真②:中盤レジェンドの背中を追う階段セクション

7位の選手に届く直前で後方から1名の選手に抜かれ9位に後退、ここが勝負どころと思いその選手にジョインして7位の選手まで2名パックで走行した。前方に追いつき7位争いのパックとなってからの終盤戦は抜きつ抜かれつで、一時は8位となるも他の二名が強くなかなか先手が打てないまま最後はじりじりと離されてしまった。

フルラップ・9位で完走。JCXシリーズ初のTOP10入りとなったが、一時見えていた7位からの9位という結果は非常に悔しく次戦に向けて一層トレーニングを積みたいと思った。

本レースを終えてJCXランキングは10位と善戦しており、本格的に強豪選手が参戦し始める幕張クロスでどこまでの結果が出せるか非常に楽しみである。

次回参戦予定

11月18日(土)、11月19日(日)に行われるSupercrossNOBEYAMA(JCX#4・5)に野中選手が参戦予定です。

SupercrossNOBEYAMAは野辺山高原にある滝沢牧場で行われ、国内最大級のシクロクロスイベントです。2日目の19日にはUCI(国際)レースとしてME1のレースが行われます。大会会場では様々な飲食物・グッズの販売も行われ、日帰りの観戦でも十分楽しめる内容となっております。

引き続き応援よろしくお願いいたします。