【ホダカファクトリーレーシング】新潟県弥彦村初開催!!第1回 JBCF 弥彦ロードレース
6月5日(日)新潟県の弥彦村にて初開催となる第1回JBCF弥彦ロードレースが行われました。コースは新潟県選手権大会等にも使用されるテクニカルな周回コースで、2ヶ所の登りと対面通行エリアのある特徴的かつテクニカルなコースレイアウトでした。選手たちは遮蔽物の無い広大な田んぼの中を進む平坦区間で強い風に苦しめられました。ホダカファクトリーレーシングの参戦選手は以下の通りです。
E1クラスタ:7㎞×10周=70㎞
蠣崎選手
野中選手
蠣崎選手レポート
E1昇格後初レースとなった今大会。コース的には短めの上り2回を2㎞程の片側1車線の道をセンターラインで区切った平坦区間でつなぐもので、比較的得意なコースではあるが、上りの練習が一切できていないこともあり、少々不安を持ったままのスタートとなった。
スタート前、普段見せない表情で集中する蠣崎選手
非常に道幅が狭いうえに出走人数も130人と多く、とにかく前々での展開が重要であった。スタートから500mローリング区間があったので、その間にポジションを前に上げた状態でリアルスタート。序盤から強い横風の平坦を60km/h近い速度で巡行しながら最初の上りへ。非常にハイペースのまま駆け上がり、そのまま幅員極狭区間へ突入。
後方でかなりガチャつきがあった様子だったが、集団前方に位置取れていたので、アクシデントに巻き込まれることなく平坦区間へ。人数を絞りたい有力選手たちが集団先頭をハイペースで引いたことで、各所で中切れやドロップも多発し、2周回完了時点で集団は2/3ほどになっていた。中切れを埋めたり、そもそも上り耐性があまりなかったことも響き、残念ながら3周目で集団からドロップ。5周完了時でDNFとなってしまった。
残念ながら集団からドロップしてしまい、一人旅中の蠣崎選手
今回の要因としては、完全に上り練習が不足していたことであったので、次戦の東日本ロードは上りのコースなので、残り2週間しっかりと練習を積んでレースに臨みたいと思う。
野中選手レポート
弥彦村で初開催されるJBCFのロードレース。新潟県 弥彦村までは5時間超の大遠征である。前日の試走を終えて個人的には好感度の高いコースであった。対面通行は仕切りがなくトリッキーではあるものの懸念していた登りはどちらも丁度よい長さだと感じた。テクニカルなコースも苦手ではないので翌日が楽しみであった。
レース当日は前日の肌寒さは消え去り強い日差しが照り付ける晴天となっていた。当日朝まで考えていた寒さ対策は完全に不要となりサマージャージで出走した。ローリングで集団の前方よりまで位置を上げ、さらに前に位置を上げていく蠣崎選手を見送りつつ平坦~登りへ。最初の登りは非常にハイペースで登るものの予想していたほどの強度にはならず狭い下りへ、下りも集団中ほどまでは予想以上に慎重に下り安心して走ることが出来た。
平坦区間は遮蔽物がなく強風によって集団は縦に伸びる。
復路の平坦区間は強烈な向かい風によって集団は伸びきって磔状態。フィニッシュラインに向かっての登りに入り集団内での位置を上げると蠣崎選手が下がってきたので2人で位置をキープしながら2周目に。
蠣崎選手-野中選手の並びで2周目に入る
3周目で蠣崎選手はドロップしていたが、パスしたことに気づかず周回を重ね4周目に集団の人数が減ってきて前方に上がった際に蠣崎選手が見当たらずとても驚いた。5周目の幅のせまい下り区間、右コーナーで前方選手が2名落車。落車には巻き込まれずになんとか脇を抜けることが出来たが集団に戻るためにかなり足を使ってしまった。なんとか登りに差し掛かる前に集団復帰を果たしたが6周目に入るところで集団からドロップしてしまった。
同じ位置でドロップした選手と協力して周回をこなしていたが、後方から大きめのグルペットが合流して20名ほどの集団になった。完走はできるペースだったが9周完了の少し前にこの集団からも少し遅れてしまい数十秒足らず10周目に入ることが出来なかった。目の前で自分のいた集団が最終周に入ったのを見ながら足切りの旗が振られる光景はとても悔しい思いだった。
グルペット内で厳しい表情を見せる野中選手
練習量は少しずつではあるが増やせていて、これまでの群馬、大磯に比べると走れていると感じたのでこのままフィジカルレベルを上げていけるよう努力したい。
次回出場予定
ホダカファクトリーレーシングの次戦は6月18日(土)、6月19日(日)の第56回 東日本ロードクラシック修善寺大会DAY1、DAY2です。E1クラスタに野中選手、蠣崎選手E2クラスタに吉田選手が参戦予定です。応援よろしくお願いします!!