【ホダカファクトリーレーシング】トラックレーサーたちの祭典!!第54回 東日本トラック

7/30(日)に長野県松本市の美鈴湖自転車競技場で行われたJBCF 第54回 東日本トラックに蠣崎選手が出場しました。
蠣崎選手は5月に開催された全日本選手権(トラック)にも出場資格を得て参加しており、好調をキープしています。

蠣崎選手からのレポートをお送りします。

蠣崎選手レポート

バンク内の気温が36/℃を超える酷暑となった当日。

メンバーもインカレを控えたオープン参加の大学生や、愛三工業レーシング、シエルブルー鹿屋などのJPT選手等、超強力な選手たちが参戦しハイレベルなレースが予想された今大会。

自分はというと、朝の周回練習からあまり良い感触ではなく、正直なところ「今日はちょっとダメな気がする。」と思っていたが、その予感が見事に的中してしまってここ数年でもっともダメな通称「バッドデー」となってしまった。

1種目目:スクラッチ 17位

昨年の全日本実業団トラックでの4位となっている得意種目。スタートから中盤までは集団前方で走行。先頭に出てペースを作るなどして展開していたが、一旦下がったタイミングでペースが一気に上がり、その際前の選手が中切れ(前方選手から遅れてしまい、後続を巻き込んで千切れること)してしまう。その選手を越して間を詰めようとした際にタイミング悪く交錯してしまいそのまま集団からドロップしてしまった。

なんとかそのあと粘ってラップこそされなかったものの、得意種目で幸先の悪いスタートとなってしまった。

スクラッチを走る蠣崎選手

スクラッチで他選手と共に牽制する蠣崎選手

2種目目:テンポレース -2Lap DNF

全然調子が上がってこないまま迎えた苦手種目の2種目目。

スタート直後からの数周回こそ前々で展開ができたが、ポイント周回開始からのペースアップでそのまま千切れてしまいDNF。

3種目目:エリミネーションレース 11位

かなりメンタル的にも落ち込んだ状態で迎えた得意種目の3種目目。

DNFが一度ついてしまった時点で結果は狙うことができないので、普段あまりやらない戦法を試してみることにした。途中大きめの落車があり(多少接触したが自分がトラブルなし。)しばらくニュートラルとなったものの、そこも落ち着いて立ち回ることができた。

新しく試してみた走りもバッチリはまり、このコンディションにしてはまずまずな11位となった。

エリミネーションレースで前に出る蠣崎選手

4種目目:ポイントレース DNF

もういっそのこと一発かましてやろう!と意気込んで迎えた最終種目。

スタートからしばらくは前々で走れていたが、10周ほど回ったあたりで急にパタッと踏めなくなってしまった。そのまま一気に集団から遅れてしまい、ほぼ同じタイミングで遅れた選手と2人で回しながらなんとか粘っていたが、そのままDNFとなってしまった。

冷静に振り返ってみれば、おそらく夏バテや睡眠不足、ケア不足などにより体力が著しく低下しているところに、暑さによる熱中症が重なったことでこのような結果になってしまったと考えられる。(元々暑さにはかなり弱い)

応援してくださっている皆様にこのような不甲斐ない結果をお知らせしなくてはならないことが非常に残念です。

今回の反省を踏まえ、自身の体ともう一度向き合い直し、10月の全日本実業団ではしっかりと結果を出せるよう精進してまいりたいと思います。

次回出場予定

ホダカファクトリーレーシングの次戦は9月9日(土)のJBCF 第1回 新城クリテリウムです。

応援よろしくお願いします!!