【ホダカファクトリーレーシング】JBCF第1回新城クリテリウム レースレポート

9月9日(土)、10日(日)の2日間にわたって愛知県の新城市にて第1回JBCF新城クリテリウムが初開催されました。

出場選手

E1クラスタ(Day1 1.2km×20周=24㎞ Day2 1km×42周=42km)
蠣崎選手、野中選手

 

選手からのレースレポートを掲載いたします。

蠣崎選手レースレポート

JBCF 新城クリテリウム E1 16位

初開催となるJBCF新城クリテリウムに参加。
ここ最近のトレーニングの成果を確認し、10月7,8日の全日本実業団トラックへのよい弾みをつけるべく、得意のクリテリウムに臨んだ。

コースは新城総合公園内の特設コース。
2日間にわたって開催のこの大会。初日は予選で1周1.2km。2日目は決勝で1周1kmのコースを舞台にレースが行われた。
初日は結果に関わらず、翌日の決勝を走ることができるため、脚慣しと割り切って翌日の本戦に備える。

迎えた2日目。距離は42km。

スタート1時間前から大粒の雨が降り、ローラーでのウォーミングアップができない、さらには15:00スタートの定刻が突如5分早まるなどのトラブルはあったもののひとまず無事にスタート。

コース的に後ろに下がれば下がるほど厳しくなってしまうことが容易に予想できたため、序盤は脚を使ってでも前方位置をキープ。雨によりかなり滑りやすくなった路面と視界不良。集団前方で暴れ回るJPTの招待選手たちを含めた有力選手によるペースアップも相まって序盤の段階で集団は半分以下に。

写真①:集団内の様子

後半に向けてなるべく温存したいところではあったが、ペースの緩む瞬間はあるものの、依然として50km/h前後のハイペースでレースは進んでいく。

途中逃げができたりするものの決まることはないが、一人、また一人と集団からドロップする選手がちらほら。私も集団の中程にいたつもりが、気がつくと最後尾付近になっていたり…。

一瞬ペースが緩むタイミングでうまくポジションを上げつつ、なるべく省エネ走行で残り5周へ。
逃げたい選手のアタックにより一気にペースが上がったが、ゴールスプリントを狙う選手によるチェックが入り、ペースが緩む。そして残り1周へ。

かなり体力的に一杯いっぱいになってしまっており(心拍数は200bpm近くまで上がっていた)、番手を上げることができないまま最終コーナーへ。そのままなだれ込む形となり、順位は16位。15位までに順位に応じたポイントが入ったため惜しくも完走ポイントのみの獲得となってしまった。

しかしながら、かなりのサバイバル展開となったレースでしっかりと走り切れたことは、ここ最近のトレーニングの方向性が間違っておらず、確実にレベルが上がったことを確認する良い機会となった。

約3週間後に迫った全日本実業団トラックに向けて、しっかりとトレーニングを積み、昨年よりも良い成績を出したい。

野中選手レースレポート

初開催となった新城クリテリウムは小周回のクリテリウムで、苦手なタイプのクリテリウムであったが新しい自転車の最終調整のため参戦を決めた。

新たに乗り始めた『STRAUSS PRO RACE2』のポジション出しが完了して初のレース投入。ここでレース強度での状態を確認して9月末の群馬CSCに挑みたいと考えた。そのためには予選決勝で2レース走ることのできる新城クリテリウムは都合の良い大会であった。

Day1は予選の予定であったが、出走人数が多くなかったため全員が決勝に進めることが決まった上での予選となった。出走時の並びのみを決めるためのレースである。

写真①:出走前に談笑する野中選手と蠣崎選手

そのため聞く限りでは選手のモチベーションが低くスローペースになるだろうと考えていたが、実際はスタートから非常にハイペースで展開し続けた。ハイペースと予選ならではのコーナーの多いコースレイアウトから中切れが頻発集団は散り散りとなり何度か埋める動きをしていたが次第にきつくなりDNFとなった。

写真②:中切れした後方集団の中で前方集団復帰を目指す野中選手

Day2は土砂降りの雨が降るなか出走準備を行い、天気の好転と同時にスタートとなった。前日の予選でDNFではあったものの、中盤くらいの位置で出走することが出来た。Day2は決勝で前日の予選とは異なり、表彰はもちろんポイント等もう付与されるため気合が入る。レース前日同様のハイペースで進んだ。

序盤にペースが上がりきった際、集団から少しドロップしてしまうも何とかコーナー等を利用して戻ることが出来た。少しするとほんのすこしペースも落ち着いてきていた。

中盤に差し掛かろうかというところで落車が発生、2名の絡む落車でこれを回避するためブレーキを余儀なくされた。もともとキツくなってきていた事もありこのギャップを埋めきることが出来ずに同様に落車で遅れた選手と数週を走りDNFとなった。

DNFという結果ではあったが、レースの場で新しい自転車の高いポテンシャルとポジション等の微調整の必要性を確認することが出来た。

写真③:本レースから投入された新モデル『STRAUSS PRO RACE2』

今月末の群馬CSCと参戦を予定しているかすみがうらロードでの上位入賞を目指したい。

次回出場予定

ホダカファクトリーレーシングの次戦は
9月17日(日) JBCF第3回南魚沼クリテリウムに吉田選手、
9月18日(月) JBCF第8回南魚沼ロードレースに野中選手、吉田選手
が出場します。

応援の程よろしくお願いいたします!