【ホダカファクトリーレーシング】南魚沼クリテリウム・ロードレース レースレポート

9月17日(日)、9月18日(月)に新潟県の南魚沼市にて第3回南魚沼クリテリウムと第8回南魚沼ロードレ―ス(経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ)に参戦しました。

出場選手

クリテリウム
吉田選手

ロードレ―ス
野中選手、吉田選手

選手からのレースレポートを掲載いたします。

吉田選手レースレポート

クリテリウム

9月17日(日)新潟県の六日町の市街地で行われたクリテリウムに参戦。コースはほとんど四角形と言ってもいいコースで直角コーナーが4つと、橋の上り下りが2か所あるコース。

クリテリウムは苦手な分野であるが何とか完走を目指してレーススタート。久しぶりのレースというのもあり、感覚が掴めずレース前半で集団の後ろに下がってしまった。前に出ようとしても集団のペースが速く、なかなか前に出られない状態。緩んだ時に少し前に出られてもコーナー直後にペースがすぐ上がるため、集団の中~後方にいると足がどんどん削られていく。

そのまま10周位したところで、第一コーナーで私の前方で落車が発生し巻き込まれてしまう。私は落車した人たちの手前で止まれたが、後方にいた選手が衝突。私は倒れなかったが、自転車の上に人が乗られてしまい自転車に多少ダメージが加わったかもしれない。ニュートラルを活用して先頭集団が来るまでに軽くバイクチェック。変速確認とブラケットの角度を修正して再スタート。集団の前方に加わる。

写真①:落車後、集団先頭に復帰する吉田選手

やはり集団の前方だとコーナー直後のペースアップがそれほど厳しくないため、楽に感じる。しかしそのまま走っていると頭痛がしてきた。気温が37℃とかなり高く、気温の順応が出来ていなかったため、熱中症の初期症状があらわれてきた。この状態で集団先頭にいて落車のきっかけを作ってしまうのは危険と判断し、集団後方で耐える。

しかし、限界を迎えて集団から脱落。レース途中でDNFとなってしまった。

ロードレ―ス

9月18日(月)新潟県のしゃくなげ湖で行われたロードレ―スに参戦。コースは湖畔を周回するアップダウンの激しいコース。スタート2時間ほど前に雨が降ってきたのだがレース開始前には快晴に元通り。他のカテゴリが走ってくれたおかげで路面もドライになっていた。

レースの展開としてはなるべく前方に位置しようとしていたが、位置できずに集団中盤位をキープ。その状態で集会を重ねる。下りの際には先頭争いがあり、自分も加わりたかったが、なかなか前に出られずに下りコーナーの立ち上がりで脚を使ってしまうという展開を繰り返していた。そして残り3周回の上りでペースアップ。それに喰らい付けずに千切れてしまい集団から脱落、DNFとなった。

クリテリウム・ロードレ―スともに集団先頭をキープ出来ていなかったのが反省点。次戦の群馬では、集団先頭をキープして勝負に絡めるようにしたい。

野中選手レースレポート

ロードレ―ス

南魚沼ロードは本来得意とするレースの一つではあるが、今回は前日に100㎞のグラベルレース『セルフディスカバリーアドベンチャー王滝』に参戦し連戦となった。前日のSDA王滝ではグラベル部門の総合で優勝争いに加わり惜敗。準優勝となっていた。

※SDA王滝のレポートはコーダーブルームショップのブログに掲載しています。

https://cycleshophodaka.hatenablog.jp/entry/2023/09/21/143811 )

前日のレースが最後まで競り合う恰好となったこともあり非常に疲労が溜まった状態での出走となった。

ニュートラル状態の集団についていくのも難しく、モトバイクに押してもらい集団に戻ったところでリアルスタートを向かえた。

80㎞と距離の長いレースなので落ち着いて展開となれば走りながら回復することもできると考えていたのでコーナーや下りを使って集団の前の方を目指す。長い下りに差し掛かりいくつか番手を上げることが出来るも集団後方で2周目の登りへ突入した。

2周目の登りでは入り口からペースが速く全くついていくことが出来ずにドロップ。数周を走りDNFとなった。

ハードな連戦は覚悟していたが、予想以上にSDA王滝で消耗してしまっていた。優勝争いに絡めるほど体の調子は非常に良いのでしっかりと体を休めて次戦の群馬では上位を狙いたい。

写真②:野中選手が使用するSTRAUSS PRO RACE2

次回出場予定

ホダカファクトリーレーシングの次戦は9月23日、24日に群馬CSCロードに野中選手と吉田選手が出場しました。
応援いただきありがとうございました。こちらについてもレポートを配信予定です。