【ホダカファクトリーレーシング】かすみがうらタイムトライアル・ロードレース

茨城県かすみがうら市にて、10月21日JBCF「第3回かすみがうらタイムトライアル」にE1吉田選手、翌22日JBCF「第3回かすみがうらロード」にE1野中選手・吉田選手がそれぞれホダカファクトリーレーシングとして出場しましたので、そのレポートを掲載いたします。

第3回かすみがうらタイムトライアル

E1吉田選手

今回のコースは、4㎞のコースで走る時間としては5分前後。最初から全開で行けるようにウォーミングアップを入念に行った。
スタート直後では強い向かい風が吹いており、ペダルを回しても思ったより進まない。かなり辛く、折り返しに来るまでにかなり体力を使う。

折り返し地点で追い風になるため、だいぶ楽になる。そのまま最後まで踏み切ってゴールライン通過。結果としては5分42秒で去年よりも6秒ほど遅い結果となってしまった。

出走前の吉田選手

かすみがうらロードレース

E1吉田選手

かすみがうらロードレ―スは、去年E2カテゴリで7位と良い成績を残せたが、E1の中では自分はどこまでやれるか未知数であった。
このコースはほぼ平坦ではあるが途中1ヶ所に1分ほどの上りがある。それ以外にもコーナーの度にインターバルがかかり、インターバル耐性が無いとかなり厳しいコースプロフィールである。

そのため対策としては集団の前方をキープし続けること。なにがなんでも前とのギャップを作ってはいけないこと。とにかく体力の温存に努めることが重要だった。
レースが開始し、序盤は狙い通りに集団の前方を維持することが出来た。

しかし、前方を維持していてもコーナーの度に激しいインターバルがかかってくる。それに加えて上りでも集団のペースが上がるため、付いていくだけで脚がどんどん消耗されていく。やはり去年のE2クラスとはレベルが全然違う。

4周目の上りで脚が限界を迎えて集団から千切れる。同じタイミングで集団から遅れた人たちとグループを作り、完走を目指すために自ら声をかけてローテーションを回した。次第に先頭集団から遅れた人たちが出始め、その人たちを加えてローテーションを回したかったが、それすらも厳しいのか加わってくれず、結局3~4人で走り続けた。そのまま2~3周すると後ろから10人くらいの集団が入ってきたて、その集団で完走を目指したかったが、すでに先頭とはだいぶ差がついてしまったため1周して足切りとなってしまった。

今回のレースでは激しいインターバルが有り、その耐性が自分には全く無かった。今シーズンのレースはこれで終了だが、オフシーズンにしっかりトレーニングを積んで来シーズンでは活躍したい。

E1野中選手

かすみがうらロードレースは初開催から参加しており、いずれも完走をしている得意とまで言わずとも苦手ではないコース。弥彦ロードレースの8位を越えるリザルトを目指してシクロクロスシーズンに突入している中で参戦した。

このコースは非常にタイトなコーナーやテクニカルなレイアウトが特徴でホームストレートからの下りで前方の位置を取れるかが重要となってくる。1、2周目はプラン通りの動きが出来ていたが、この時点で昨年までの違いを感じていた。

昨年までは下りでペースが緩むので十分前に上がれていたが、今回はかなりの強度で踏んでも中段までしか上がれずその後も脚を使う展開となった。純粋に例年よりもラップペースが速く、緩まないまま序盤が展開していた。

このような展開では常に前にいるようにしなくてはならないが、狭いコースと序盤に脚を使ってしまった事が相まってなかなか前方に上がれないまま5周目に入る登坂でのペースアップに遅れてしまった。その後3周を消化してDNFとなった。

最終戦として挑んだ大会でDNFは残念だが、今期は弥彦ロード8位など、低迷と降格に悩まされた昨シーズンよりは良いシーズンを送れた。また、すでにシクロクロスシーズンが開幕しており初戦となった『アミノバイタル®シクロクロス最速店長選手権』を連覇、JCXの第1戦で19位など良い結果が出せている。シクロクロスに切り替えて結果を出していきたい。

お知らせ

かすみがうらロードレースをもってJBCF2023年シーズンを終了いたします。

シーズンを通してたくさんのあたたかい応援・ご声援をいただきありがとうございます。
今後はシクロクロスシリーズに進みますが、今後も変わらぬ応援・ご声援をよろしくお願いいたします。