【ホダカファクトリーレーシング】駅前市街地開催!!第2回 JBCF南魚沼クリテリウム

9月18日(日)新潟県の南魚沼市にてJBCF南魚沼クリテリウムが行われました。

1周1.25㎞の公道クリテリウムレースで今年からE2クラスタも追加されホダカファクトリーレーシングからはE1に野中選手、蠣崎選手、E2に吉田選手が参戦しました。

E1クラスタ(1.25㎞×20周=20.8㎞)
野中選手、蠣崎選手

E2クラスタ(1.25㎞×22周=18.7㎞)
吉田選手

今回は当社の山﨑会長が選手たちを応援しに現地に参戦!選手たちもいつもより気合が入ります。

選手からのレースレポートを掲載いたします。

 

蠣崎選手レポート

JBCF 南魚沼クリテリウム E1 41位

前回の石川クリテリウムでの雪辱を晴らすべく、目標を10位以内とした今回のレース。
普段の練習も高速での巡行とスプリント。加えてトラックレーサーを使ってのバンク練習や3本ローラーでのもがき練などを行ってきた。
8月に参加した東日本トラックの良い感触もあり、順位が狙えそうな手ごたえも感じていた。

コースは1周約1.2㎞。4か所の直角コーナーで形成されたほぼ真四角なコースで、全体的にかなりのハイペースになることが容易に想像できるレイアウト。コース幅も比較的広めではあるものの、マンホールや路面の継ぎ目、グレーチングなども多かったため、落車の危険性も高かったのでとにかく前々で展開し、リスクを最小限にする必要があった。スタート位置は後方だが、パレード区間が約500mほどあったため、その間にポジションを上げることは十分可能と判断。

レーススタートと同時にポジションアップ開始、空いている隙間を縫ってポジションを上げていき、リアルスタート前には先導バイクの真後ろ、集団先頭の位置の確保に成功。これでスタート直後のアクシデントも避けることができるし、何より比較的ゆっくりとしたペースでレースに入れるためかなり楽。

そのまま1周目を完了。集団前方でレースをこなしていく。途中集団からの抜け出しを試みる選手もいたがなかなか決まらない。レースは淡々と進んでいくが落車も多発しており、段差でのパンクもちらほら・・・さらに雨も降りだす。

レースも終盤に差し掛かり雨も上がって路面も乾き始めたタイミングでゴールスプリントに備えてポジションアップ開始を試みるが、先頭はバルバレーシングがトレインを組んでおり、巡行速度50㎞/hオーバーの超ハイペース。なかなか上がれない。そして残り2周に入ったときに痛恨のミス。段差でリム打ちしてしまい前輪パンク。

チューブレスだったので一気に空気は抜けなかったもののとてもハイペースでコーナリングできる状態ではなくなってしまったため残念ながらそこでペースダウン。そのままラスト1周をゆっくり安全に回ってきてゴールとなった。

良い結果を狙えそうだったが、自身のミスで機会を逃してしまうという非常に残念な結果となってしまった。現地で応援をしてくださっていた山崎会長にも良いリザルトを見せることができずただただ無念。このリベンジは10/8(土)のJBCF袖ヶ浦クリテリウムで果たします。

日頃からレース活動を応援してくださっているすべての皆様に感謝し、次戦に向けてトレーニングを積んでいきます。今後とも応援よろしくお願いいたします。

野中選手レポート

昨年、第1回南魚沼クリテリウムを走り、逃げなども作れて感触の良かったコース。

翌日の南魚沼ロードレース(経済産業大臣旗)を最重要としながらも、集団完走と上位での高ポイント獲得を目標に参戦した。前日のうちに南魚沼市に到着して前泊しており、温泉とおいしいお米を堪能して万全の状態だったが、お米があまりにもおいしく朝食を少し食べ過ぎてしまったため試走とアップを長めに行い腹ごなしをしてレースを待った。

駅前の市街地で行われる南魚沼クリテリウムは自転車ファン以外にも地元の観客も多いのが印象的な会場でレーススタートからのローリングは位置取りに集中しながらもパレードのような感覚があった。

ローリング中に蠣崎選手が前方の良い位置にいるのを確認しながらレースはリアルスタートを切った。単純なコースレイアウトのためレースは終始ハイペースで、序盤~中盤は落車やパンクも頻発して脚を使う場面が多かった。

ペースにも慣れて後半に差し掛かろうというところで、天候が変わり雨。

前回7月のレースでは左コーナーで激しく落車をしてしまっており、左コーナーが1.24㎞に4ヶ所もある中でのハイペースな集団に少し恐怖を覚えてしまった。集団後方に下がり心理的なマージンを取ってレースを進めたがここで脚をだいぶ削ることとなってしまった。

最終スプリントに向けてのペースアップで集団から脱落し同じタイミングで脱落した選手と協力してフィニッシュ。最後の直線でパンクしてペースを落としていた蠣崎選手をパス39位となった。

遅れてはしまったが前回のレースの落車のイメージはだいぶ払拭できたので次に繋げたい。

吉田選手レポート

南魚沼クリテリウムはほぼ直角に曲がる単調なコース。そのため、あまり逃げは決まらず、スプリントになると考えひたすら温存して走って、位置取りで上手く入賞する作戦だった。

スタート直後、集団が一気にペースアップするも、脚を使わずに先頭集団に残ることが出来た。そのまま周回を重ね、時にはアタックも仕掛けた。

しかし最終周回に入って最初のコーナで3番手の選手が落車。自分は落車をしなかったが、集団外側にいたため足止めを食らってしまい集団から遅れてしまった。最終周回なので先頭集団に追い付けず、そのままゴール。15位と悔しい結果になってしまった。