【ホダカファクトリーレーシング】国際レース2連戦‼JCX#6 関西シクロクロス琵琶湖グランプリ

11月26日(日)滋賀県草津市の烏丸半島にて、シクロクロスの国内最高峰シリーズであるJCXシリーズの第6戦が行われました。

この大会はUCI(国際)レースとして開催され、海外からの選手団も参戦しレベルの高い大会となりました。

ホダカファクトリーレーシングからは野中選手が参戦しました。

野中選手からのレポートをお送りします。

野中選手レポート

SupercrossNOBEYAMA DAY2から1週間、2連戦でUCI(国際)レースとなった。野辺山での30位を越えるリザルトを目指して会場入りした。

関西シクロクロスには初めての参戦で前日試走での印象は前評判通り『難しい』だった。キャンバーをひたすら上下左右に走るプロフィールでクリアがギリギリなセクションが2、3か所あった。

大会当日は晴れであったが、少し湿っている部分もあった。オールコンディションタイヤを選択してスタートへ。いきなり細いキャンバーに入るコースの為スタートが重要だったが嚙み合わず少し順位を下げるスタートになってしまった。

写真①:キャンバーを上下に走るセクションが多数設定されたコース

25番ゼッケンだったので30位前後で1周目を終え2周目に入るも、パックのメンバーが噛み合わない。それぞれ得意部分が違い4名のパックでむしろペースが落ちてしまっている状況だった。

写真②:パック内で噛み合わず、試走でミスをしていなかった場所で小さなミスを連発

レース中盤にはそこから2名が抜け出していったが、この流れには乗れず後退。この時点で35位。得意なセクションでしかけて抜け出し、ここから前の選手をパスしていこうと踏ん張るも80%OUT前に1名のみパスして34位-3Lupでフィニッシュとなった。

写真③:単独になりミスが減って集中する野中選手

野辺山で可能性は感じていただけに、UCIレースでの30位の壁を破ることができず残念な結果だった。また全日本選手権に向けたJCFポイント(30位まで)も惜しくも逃し悔しいレースとなった。これまでの6戦でポイントを逃すのは初めての事だった。

写真④⑤:後半にやっと調子を上げる事が出できた。

写真④⑤:後半にやっと調子を上げる事が出できた。

1月の全日本選手権まで12月の能登を残すだけとなり、いよいよ全日本選手権に向けた最終調整となる。能登で良い結果を出して全日本選手権に繋げられるようにしたい。