【ホダカファクトリーレーシング】東北遠征‼ JCX#2東北シクロクロス 亘理ラウンド

10月27日(日)宮城県の亘理町にて、国内最高峰のシクロクロスシリーズであるJCXシリーズの第2戦、東北シクロクロス亘理ラウンドが行われました。
昨年と変わらず広大なコースと斜面に作られた大きなキャンバーが特徴の亘理ラウンド、ホダカファクトリーレーシングからはME1(JCX)に野中選手が出場しました。

ME1(60分)
野中選手

選手からのレースレポートを掲載いたします。

野中選手レポート

昨年も9位に入り非常に相性が良いと感じている亘理、今年は昨年以上に好調を維持出来ているので昨年を上回るリザルトとフルラップでの完走を目標に臨んだ。
前日試走でも昨年の印象通り相性が良いと感じる事が出来た。当日試走では転倒してしまうトラブルがあったが大事には至らず出走をむかえられた。

亘理名物のキャンバーセクション

ゼッケンナンバーは8番で、JCX初となるフロントロースタート。出走前に使用タイヤと合わせて動画で紹介され非常にうれしい経験となった。
最前列からのスタートとなり、いつも以上に緊張するもクリートキャッチは素早く成功。しかし横一線に並んだトップ選手たちに合わせてスプリントをしたところクリートが外れバランスを崩してしまった。シケインと階段対策で少し緩めに調整していた事があだとなりペダルをキャッチしなおした時には20番手前後になってしまっていた。

ハイスピードセクションが多いのも亘理の特徴

階段での担ぎ方にも様々な流派があるのがシクロクロス

すぐに土浦でのリカバリーが頭に浮かび、気持ちを入れ替えて前半は落ち着いて選手をパス。中盤以降も調子よく走ることができ、垂れてきていた選手を次々にパス、ついに5番手を走っていた斎藤選手(RIDELIFE GIANT)にまでジョインする事が出来た。

斎藤選手に追いつき前に出る野中選手

終盤にシケイン~階段のエリアで斎藤選手を引き離すと、前方では小坂光選手(Utsunomiya Lux)が少しペースを落として走っておりジョインする事が出来た。直近の2021年を含め2度の全日本チャンピオンに輝いている偉大な選手と走る時間はとても貴重で、夢のような時間だった。

残念ながらラストラップを前についていくことができなくなり簡単に引き離されてしまった。
結果はJCXの最高位を大きく更新し5位。目標を達成し最高の東北遠征となった。

JCXランキングも上昇したので、このままTOP10を守りきれるよう全力を尽くしたい